看護管理 VOL.25 NO.06.2015
患者さんにこころを寄せてともに歩む看護ケアを目指して
副院長(看護部特任) 相川 直美
当院は、高齢者の急性期ケアを軸に、質の高い医療・看護の提供に努めております。そのために、急性期から、地域包括ケア、回復期リハビリテーション病床もあり、患者さんが退院をすることなく、在宅療養まで責任をもってケアを提供している病院です。また、在宅においては、併設された訪問看護ステーション「ひまわり」の看護師と連携し、切れ目のない看護を提供しております。
看護師は、日々「患者さんのこころに届く看護」を合言葉に、看護実践力を磨くだけではなく、患者さんの思いに寄り添い、つらさや痛みをわかちあい、ときには、患者さんの光となるよう日々研鑚しております。また、看護部の取り組みとして、高齢者ケアと認知症ケアについて質の高い看護ケアを提供しようとプロジェクトチームを作り、研修やケア方法の確立を目指しております。
済生会は、「恵まれない人に医療を提供すべし」という明治天皇の「済生勅語」に基づいて1914年(明治44年)に設立された、日本最大規模の医療・福祉団体です。私たちは、伝統ある済生会の一員であることを誇りにし、済生会の精神を「日本一の質の看護」を形に示すという高い志を抱いて、日々看護に携わっています。
当院の姿勢に共感されるかた、当院で私たちと看護を提供したいと考えるかた、ぜひ私たちとともに「こころに届く看護」を実践しませんか。
病む人の人権を尊重し、思いやりのある温かい良質な看護を提供します。
わたしたちは、救療済生の精神をもって、患者の皆さまや地域の方々の健やかで幸せな生活を支えることを使命とし、思いやりにあふれたあたたかいまなざしをもった看護師として活躍していきます。そのために、それぞれがそれぞれの力を思う存分発揮し、また、お互いを信頼し、協調しながら、ともに学び発展していくことを誓います。
看護部の教育プログラムについては
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