社会福祉法人恩賜財団済生会支部 福岡県済生会八幡総合病院[福岡県北九州市八幡西区大字則松275番地]

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当院について

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院長あいさつ

”すべては病む人のために“
最新の医療で地域に貢献します。

 

済生会八幡総合病院 病院長

古森 公浩

病院長の古森公浩でございます。
この度、八幡東区春の町から、昨年2024年12月に八幡西区則松の新病院へ移転してまいりました。新天地でも、職員一丸となって、“病める人のために”最新、最善の治療を提供する所存ですので、何卒よろしくお願い申し上げます。
済生会は明治天皇の「生活苦で医療を受けることができずに困っている人たちを施薬救療によって救おう」という「済生勅語」を受けて、1911(明治44)年に創設されました。済生会八幡総合病院は1927年に八幡東区春の町で発足し、本年2024年には97年目を迎える歴史のある病院です。97年の長きにわたり地域の方々から「済生会の病院」として親しまれてきましたが、昨年2024年12月に八幡西区則松へ移転してまいりました。
当院のこれまでの歴史を紐解くと多数の先駆的医療に取り組んでまいりました。昭和35年から西日本地区で最初の胃集団検診を開始、昭和42年には西日本で有数の手術症例を誇る脳外科を開設しました。43年には九州で初めての人工腎臓設備を導入して腎不全患者の透析治療をスタートしました。47年には西日本地区の一般病院では最初に生体腎臓移植に成功しました。55年にCAPD(連続携行腹膜透析)を導入し、57年には献腎移植も行っています。
昭和62年9月1日済生会八幡総合病院に改称後も平成2年12月に西日本で初めて腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行し、同3年12月には世界で初めて腹腔鏡補助下胃切除術を行っています。新病院でも、これまで実践してきた地域に優しい医療を提供するとともに医療技術の発展に寄与するという伝統と志を受け継ぎ、現在の社会から求められている新たな課題に取り組んでいくことが我々の使命と考えております。
具体的には

  1. 地域医療の中心的役割を担う上で、断らない医療、24時間365日困ったときに快く受け入れる体制をさらに充実させていきます。
  2. 高齢者が急性期疾患で入院しても、寝たきりにならない・認知症が進まない高齢者急性期ケア病棟のさらなる充実を計ります。
  3. 特徴ある診療としては血管外科疾患(動脈瘤や閉塞性動脈疾患)・腎疾患、特に血液透析(バスキュラーアクセス)、また脳外科疾患に対して外科手術、血管内治療の最新の診療技術で地域No1を目指しています。

新病院では約70%が個室で、ハイブリッド手術室や内視鏡手術支援ロボット「da Vinci Xi(ダビンチXi)」など最新の設備を導入しています。医師、看護師をはじめ医療スタッフの更なる充実をはかり、最新鋭の高度な検査、治療を行う医療機器を、今後も積極的に導入していく所存です。”入院したい病院“、”入院させたい病院“を目標に、そして”地域で信頼される病院”を目指して、職員一同、日々努力する所存です。どうか皆様方、よろしくお願い申し上げます。

略 歴                                                        
1982年 3月 九州大学医学部卒業                                                                     
1982年 4月 九州大学医学部第二外科に入局                                               
1987年 7月 米国メイヨークリニックに留学                                             
1990年 4月 九州大学医学部附属病院助手(第二外科)
1998年 6月 九州大学医学部附属病院講師(第二外科)
2001年 8月 九州大学大学院消化器・総合外科学(第二外科)助教授
2002年 4月 名古屋大学大学院血管外科学分野教授
2022年 4月 福岡県済生会八幡総合病院 院長

主な所属学会(2024年12月現在):
日本血管外科学会(名誉会長、前理事長),日本脈管学会(理事長),     
日本外科学会(名誉会員), 日本心臓血管外科学会(名誉会員),
日本静脈学会(名誉会員), 日本血管内治療学会(監事)など
受付案内
受付時間 AM 8:30~AM 11:00
休診日 土、日、祝祭日、12/29~1/3
面会時間 平日、土日祝日すべて14:00~19:00
(HCUは14:00~17:00)

救急診療は24時間365日行っております

お問い合わせ
093-330-5211