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- 看護師の一日
部署紹介
外来
外来では、14の診療科を看護師、ドクターエイドの協力体制のもと、診療の補助、検査、処置等の対応を行っています。また、入退院支援(PFM)看護師、ソーシャルワーカー、多職種と連携を行い、治療や検査が円滑に受けられるよう知識と技術の向上に努め、支援を実践しています。限られた診療時間の中で看護支援を行うため、患者様の気持ちを察して、細やかな支援ができる外来を目指して取り組んでいます。
病棟
9階病棟
9階病棟は緩和ケア病棟です。がん患者さんとそのご家族が、がんの進行に伴う心や体の様々なつらさをできる限りやわらげ、その人らしい生活を送れるように支援します。がん終末期だけでなく、疼痛や疼痛以外の症状で在宅療養が困難となったときの症状コントロールのための入院や、1週間程度のレスパイト入院も取り入れています。患者さんとご家族が大切な時間をゆっくりと過ごせるようにお手伝いします。
8階病棟
8階病棟は、内科、循環器内科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科の混合病棟です。
循環器内科は主に冠動脈疾患・心不全・不整脈、眼科は、白内障・硝子体等の手術を目的とした患者さんが入院されています。検査から手術前後まで、入院生活が安心・安全に過ごせるよう看護を行っています。
また、当病棟は高齢者の方が多く入院されます。ユマニチュードなども積極的に取り入れ、その人らしさを大切にすることを心掛けています。全看護師が患者さん、ご家族に安心した入院生活を送っていただけるよう、日々努力しています。
7階病棟
当院の外科は消化器、一般外科診療を行っています。手術、化学療法を受けられる方、手術後の腸閉塞や疾患の進行による症状緩和を目的として入院される方もいます。外来から病棟まで、継続した安全でより良い医療、看護ができるように、情報を共有しながら多職種で連携しチーム医療を実践しています。また、住み慣れた生活の場へ戻れるように、それぞれに応じた看護ケア、優しい看護を目指しています。
6階病棟
6階病棟は、整形外科・泌尿器科を中心とした急性期病棟です。整形外科では、変形性膝関節症、関節リウマチ、大腿骨骨折、胸腰椎椎体骨折、上腕骨骨折、泌尿器科では、膀胱癌、前立腺癌、腎臓癌、前立腺肥大症、尿管結石等の疾患でご入院した患者さんの手術前後や療養中の看護ケアを提供します。患者さんの権利を尊重し、安心して入院・手術が受けられるよう、専門職としての自覚を持ち、質の高いチーム医療を目指しています。入院生活が不安なく過ごせるよう、手術前後の不安や痛みを傾聴し、患者さんひとりひとりに寄り添い、思いやりのある看護の提供に努めています。
5階病棟
当病棟は、腎・血管外科の病棟です。
腎センターでは腎臓病、腎不全の方の保存的治療や腎代替療法(血液透析・腹膜透析)などを行っています。血管外科では閉塞性動脈硬化症や腹部大動脈瘤などの手術、血管内治療を行っています。どちらの科も生活習慣病との関連が強く、疾患への知識や理解を深めていくことが大切です。患者さんとともに考えながら、自宅での生活に自信が持てるような指導を心掛けています。
4階病棟
急性期の脳梗塞・脳出血だけでなく、脳腫瘍や頭部外傷、正常圧水頭症やけいれん、手術前後の様々な患者さんが入院しています。患者さんは意識障害や運動神経麻痺など生活に支障をきたす症状が出るため、症状悪化の早期発見を行い、合併症を防ぎながら、ADLの維持、拡大を目指し、ケアを行っています。日々、退院に向けて多職種と連携を取りながら、患者さんによりよい看護が提供できるよう取り組んでいます。
3階病棟
急性期病棟で治療を終えた方・在宅で療養を行っている方の受け入れ、在宅や施設に移行することに不安のある方の在宅復帰を支援しています。また、高齢者を寝たきりにしない、認知症症状を悪化させないため、日常生活動作をリハビリと捉え積極的な離床、ユマニチュードを用いた認知症看護を実践しています。
HCU
HCUの病床数は8床で、全て個室となっています。内科系・外科系を問わず、重症の患者さんや術後の患者さんのキュアとケアを行っています。看護師は、患者さんが一刻も早く回復することを目標に日々研鑽を欠かしません。また、治療が優先される中でも患者さんや家族に寄り添うことを大切にしています。
手術室
手術室はバイオクリーンルーム・ハイブリット室・陰陽圧室1室を有した計7室あり、ダヴィンチによるロボット手術も導入され先進医療を行っています。年間約1700件の手術件数を、安全で安心な手術室看護提供ができるよう、医師や他職種と連携し頑張っています。
透析室
透析室は41床になります。そのうち2床が個室となっており、感染症患者や免疫力の低下した患者にも対応できます。透析用コンソールもすべてがオンライン透析対応になりますので、入院患者様も透析施設と同じ条件で透析することが可能です。また、ベッドの間隔も余裕をもって設計されており、空調や採光に関しても配慮しています。これからも皆さんが安心して安全な透析がうけられる透析室を目指します。